最近、実験ネタが多いですが、友人のめだか屋さんに生クロレラを頂いたので、生クロレラを利用した実験を行いたいと思います。
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そもそも、クロレラってなんでしょう?
Wikiでは、クロレラ属の淡水性単細胞緑藻類の総称との事。(難しい)
直径2-10μmのほぼ球形をしており、細胞中にクロロフィルを持つため緑色に見える。光合成能力が高く、空気中の二酸化炭素、水、太陽光とごく少量の無機質があれば大量に増殖する。
との事です。
簡単に説明すると、植物性のプランクトンで、光合成を行い、栄養も満点です!
ただ、私たちが良く目にするクロレラは、サプリメントなどの錠剤や、粉になっているのが殆どだと思います。あの状態でも、それなりに栄養価を保った状態で、加工しているとは思われますが、生きている植物性プランクトンには敵わないでしょう!
今回手に入れたのは、生きている活クロレラです♪
何故、クロレラを手に入れたかというと、、、、色んな目論見があるのですが、一つずつ説明致しましょう。
- ゾウリムシ×クロレラで最強栄養価の微生物へ!
- 最強栄養価微生物を摂取させたミジンコで最強栄養価の餌を作ろう!
- 活クロレラはビーシュリンプにも良い影響を与えるか?
主に、上記の3項目を考えております。
先ず、1の「ゾウリムシ×クロレラで最強栄養価の微生物へ!」ですが、こちらのリンク先を見て頂きたいです。
→ミドリゾウリムシとクロレラの細胞内共生に伴う遺伝子発現の変化を解明
色々難しい事が書かれていますが、簡単に言うと、ゾウリムシとクロレラは仲良く共生し、お互いにメリットを与えあう事が出来ますよ♪という事だと思います。
ですので、このゾウリムシ×クロレラの共生状態を作ってみたいと思います。
次に、2の「最強栄養価微生物を摂取させたミジンコで最強栄養価の餌を作ろう!」ですが、ミジンコはゾウリムシを食べます。(クロレラも食べると思います)また、グリーンウォーターとも相性が良いので、コンビネーションとしては完璧だと思います。
取りあえず、混ぜてみようと思います(笑)
最後に、3の「活クロレラはビーシュリンプにも良い影響を与えるか?」ですが、これはこれから色々な実験をしてみたいと思っています。
そもそも、グリーンウォーターレベルの水で、ビーシュリンプが生存できるかどうかも気になりますし、生存出来た場合、ビーシュリンプにとって効果的な水と言えるのかどうか?
グリーンウォーター化しなくとも、多少のクロレラ添加で、水に対してどのような効果があるか?(クロレラが植物の一種と考えた場合、水の中で増えた硝酸塩を分解してくれるか?)
ビーシュリンプ水槽にクロレラを直接添加しない場合でも、1と2で繁殖させたミジンコやゾウリムシを餌として与えた場合の効果など。
色々気になる事がありますので、今後調べてみたいと思います。
という訳で、頂いたクロレラを容器に移していきます。
手前に見える赤い蓋のドス黒い物体が活クロレラです。
本当は、濃い緑色です。かなり匂いがしますw
買ったまんまの天然水にエアリングw
小さいスポイトで添加します。
少量でもかなり色が付きます。
2ℓペットボトル3本の活クロレラ水完成。
ゾウリムシやら、ミジンコやらを投入します。
構成は、
一番左:天然水、クロレラ3倍
真ん中:水槽水、クロレラ、ミジンコ、ゾウリムシ
一番右:水槽水、クロレラ、ゾウリムシ
この後、更に500mlペットボトル6本を追加し、こんな感じになりました。
こっちは室内でライティングします。
こっちは、日のあたるところに置いておきます。
こんな感じで、様子をみていきたいと思います。
コメント
ミドリムシとは異なる ミドリゾウリムシなるものがいるんですね。
ただのゾウリムシより栄養価高そうですよね。。。。
ミドリゾウリムシ入手してみようかな。
あ、やっぱり、ゾウリムシ≠ミドリゾウリムシなんですかねぇ?
ゾウリムシじゃクロレラと共生しないのかな?
そうなるとミドリゾウリムシ欲しくなりますねw
取りあえず、実験は継続させてみます!
ゾウリムシとミドリゾウリムシは 別種と考えたほうがいいかと思います。
ただクロレラを食べたゾウリムシは出来ると思いますが、
体の中にクロレラを残せるのはミドリゾウリムシであって、
ゾウリムシだと体のクロレラは排出するか栄養源にするかは
分かりませんが、体の中に残らないと思います。
そうですね!
ゾウリムシとミドリゾウリムシとでは、体の大きさが異なるようですし、別モノのようですね。
仰る通り、捕食はするっぽいので、共生状態にならなくとも、捕食して死んだクロレラの栄養素を持ったゾウリムシくらいにはなってくれることを期待します。
ミドリゾウリムシのハイブリットな感じ気になりますねー。