実は最近事務所水槽のいくつかにミジンコがわんさか沸いております。
これまであまりミジンコの確認は出来なかったのですが、繁殖には成功しており、繁殖にミジンコが必須という訳ではないのでしょうが、先人の皆様のブログなどを拝見してもミジンコが沸く環境はエビに取ってもよい環境という事に間違いはないと思われます。
実際に、現在事務所でミジンコが沸いている水槽も状態は非常に良いです。
そこで思い立ったのが「ミジンコを繁殖してみよう」でしたw
色々ネットで調べたのですが、最終方法は独自で色々工夫してみたい性分なので、今回は下記で紹介する3つの方法で繁殖環境を作ってみました。
今後、経過を報告していきたいと思います。
先ず、2つの環境は、これを使いますw
1.6リットル入る100円均一のプラ製の容器、そして、右に見えるのが鈴虫を飼育する為のマット(土)です。
本当はカブトムシを育てる土を買うつもりでホームセンターへ行ったのですが、カブトムシ用の土の隣に鈴虫用の土を発見。
この文言が見えますでしょうか?w
天然木と「川砂」をミックスとあります。
天然木を発酵させたものが今回必要なのですが、「川砂」の方に惹かれましたw
もしかしたら、天然のミジンコ休眠卵などが混ざってるかもしれませんw
一方にだけこの土を入れます。
水槽の水を入れます。土入りの方は真っ黒にw
続いて餌を準備します。
本当はムックリワームなるものが欲しかったのですが、今はないので、ありものを調合してみますw
水とPSB1:1にバクテリアの素を混ぜ込み100均のドレッシン用容器に入れたものをフリフリします。
結構臭いので間違ってもドレッシングとしては利用したくありませんw
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ミジンコが沸くと酸素も必要なようなので、今回はこの100均の酸素石を一つずつ投入。
完成!
ミジンコが沸いてる水槽から、ソイル間際をスポイトで何度か吸い込んだものを投入します。
黒い方は何も見えませんでしたが、透明な方には、ミジンコが数匹は泳いでいるのが目視出来ました。
この状態で、↑で作成した餌を適当に添加しながら、様子を見てみます。
そして、次の1つもサクっと紹介しちゃいましょうw
40リットル入る漬物樽。
以前は換え水用の貯水槽として利用していたのですが、最近では更に大きいものに取って変わられ、現在では使われずにいたので、これもミジンコ繁殖用にオリジナルで仕込んでみます。
これにも水槽から水をある程度まで入れ、エアレーションを入れます。
ミジンコにも酸素は必要なようですが、水流には弱いという記事を見つけたので、ここで一工夫していきます。
エアレーションに使用しているエアストーンはコレ↓です。
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エアストーンに、底面ソイル用のマットを被せ、濾材を敷きます。
マットはコレ↓使ってます。安いし、使い勝手もよく定番ですね。
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ろ材はコレ使ってます。
他にも色々使い道があるので、安いし、常備してますw
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その上に漬物樽ならではの被せ蓋?を被せ、流木で押さえますw
取りあえずこれで完成。
この樽の目論見ですが、ミジンコは浮遊しながら餌を取るらしく、沈殿した餌は中々食べられないとの記事を見たので、吹き上げ式のエアレーションをする事で、酸素供給と吹き上げにより、餌を少しでも浮遊させる効果を狙います。
更に、水流の弱さへの対策として、丁度あまりものの漬物樽の被せ蓋を思い付き、被せちゃいますw
本来、被せ蓋なんかしちゃうとその下の水は嫌気化が進みそうですが、その下にエアーたっぷり空間があるので、その心配も無いだろうと予想します。
更にエアーが回る下空間に濾過マット、濾過ストーンを敷きつめる事で、バクテリアを定着・水の安定化も狙います。
あとは、ヒメタニシなどを入れて、食べ残し処理などして貰えれば、私の妄想の中では完璧ですw
取りあえずこの水槽にもスポイトで吸い上げたミジンコと、臭いPSB&バクテリアフリフリ餌を投入しましたので、左記に紹介した二つの環境と共に観察していきたいと思います。
全く想定通りにならない可能性も大ですが、あーだろう、こーだろうと考えながら色々実験してみるの大好きですw