ハッチアウト目前の全脱卵or稚エビの全滅考察

はい。タイトルだけ見ると非常に暗くなる話題ですが、今日はこれについて考えてみます。
先日からブログにも書いていましたが、自宅水槽でハッチアウト目前だったレッドビーシュリンプ個体、結果的には、タイトル通りの「ハッチアウト目前の全脱卵or稚エビの全滅」になってしまいました。

ハッチアウト目前の状態から、日々観察しており、お腹の卵もほぼ赤色っぽい透明になり、その数が減っている状態まで確認が出来ていましたが、待てど暮らせど稚エビの姿が確認できませんでした。

考えられる結果としては、ハッチアウト目前で全脱卵したか、もしくは産まれてきてすぐに全滅したかです。

実は今回の一つ前の抱卵個体もハッチアウトまで近い状態で、全脱卵したものと考えられますが、これは、前回の最強寒波の時に私が温度管理を間違ったせいだと結論付けていました。

今回は、温度も保てております。
更に、稚エビの死因の上位に位置する餓死についても、事務所で実績のある粉状の餌を与えており、この点も問題無かったと考えます。
また、水質についてですが、自宅では水質検査キッドなどは利用していない為、細かい数値は把握していませんが、ここ1カ月以上、親個体の死亡はゼロの水槽でした。

ただし、親個体が生存可能な環境でも、それが産まれたての稚エビにも良い環境であるかどうかは別なのでしょう。
この自宅水槽ですが、立ち上げから半年以上が経っており、水換えは頻繁に行っていたのですが、稚エビが育つには適しない環境程度のブレイクを迎えたのかもしれません。

また、この頻繁に行いすぎた水換えが原因だった可能性も否めません。
事務所環境でも言えますが、時間が経った水槽でアンモニア、亜硝酸が検出される事はありませんでした。これは、これらを分解するバクテリアがきちんと居ついてくれている為でしょう。この状況になった水槽は、今度は硝酸塩の増加に悩まされます。
その為、時間が経った水槽では、頻繁に水換えを行っていましたが、これにより、バクテリアバランスに異常をきたし、稚エビが育つには酷な環境になっていたのかもしれません。

従いまして、
1.水槽がブレイクの時期を迎えた
2.水換えのし過ぎで水のバクテリアバランスが悪くなった
この2点のどちらかだろうと勝手に結論付けました。(もしくは両方)

この稚エビの全滅事件は1カ月以上前の話ですが、上記のとおり結論付けた後、水槽のリセットに近いくらいの足しソイルを実施しました。
水を一旦退避させ、ソイルの半分以上を取りだし、取りだした分くらいのソイルを足しました。
この作業の後、1,2匹の☆は出ましたが、現在では、9匹中3匹が抱卵している状態で、調子の良い状態が戻ってきたと考えます。
未だ自宅水槽での繁殖成功実績が無い為、この3匹に期待を寄せつつ、この1カ月間で行った作業内容など、写真には残していますので、また記事にしたいと思います。

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